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文化財
大菩薩峠の登山口を少し登ると、左側に昼も暗い樹木の間から、暗く沈んだ石の階段が見えてきます。石段を登りつめると視界がひらけ、臨済宗妙心寺派裂石山雲峰寺が、静かなたたずまいを見せてくれます。名僧行基が開いたといわれる寺で、開山より約1260年の歴史を持つ、由緒あるお寺です。武田家代々の祈願寺として武田氏から深く崇拝されていたといわれます。境内には宝物殿があり、「孫氏の旗」をはじめとする武田軍旗や、日本最古の「日の丸御旗」など数多くの武田家遺宝を展示しています。
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